= The Remains of the Day - Croydon Airport =
「兵どもが夢の跡」。松尾芭蕉の有名な俳句(夏草や 兵どもが夢の跡)の一節ですが、この一節が頭を過ぎる瞬間、この句を知りうる日本人でよかったといつも思います。
頭を過ぎるというより心に響くと言い換えた方が良いかもしれませんが、その代表的な場所というのが、ロンドンでは、「クロイドン空港」。南ロンドンに住んでいる私にとっては思い出の場所でもあり、今、無性に目にしたい光景なのです(俳句と同じ日差しが降り注ぐ夏の光景)。
在英年数の長い友人(Purleyに住んでいます)が、「昔は、JALもここに発着していたから、家から近くて楽だったんだよ」「ヒースロー開業当初は、BAが独占使用して、他の航空会社をいれさせなかったから」と言っていましたっけ。今のターミナル5みたいですね?!
「クロイドン空港」、そんなのどこにあるの?という方のために、ちょっとご紹介です。A23沿いのクロイドンにあるんですけどねっ・・・
1915年〜1946年まで、「ロンドン空港」と言えば、ヒースロー空港ではなくクロイドン空港のことで、ヒースロー空港がオープンする以前、ここはまさに世界の檜舞台でした。
二つの世界大戦を経験したという意味で、歴史的にとても意義のある空港です。第二次世界大戦での(ドイツとの)ロンドン上空戦でも重要な役割を果たしています。
大西洋無着陸横断で知られるリンドバーグ、(ルーズベルト、スターリンに会いに行くために)チャーチル首相もこの空港から何度も旅立っています。チャーチル首相と会談しに来る各国首脳もここで乗降しました。
しかし、ジェットエンジンの時代になると滑走路をもっと長く取る必要があり、ロンドンに近すぎるクロイドン空港は手狭になります。クロイドン空港はその役割りをヒースロー空港に譲り、使命を終えます。
週末は、豊富に取れるフットボール・グランドとして、滑走路はローラーブレードで遊ぶ子どもたちでいっぱいです。あたりは広大な芝が広がっています。A23沿いにビジターセンターがあります。
Location:
Entrance of Airport House, Purley Way, Croydon, London.
Opening Hours:
Open on the first Sunday of each month 11.00 am to 4.00 pm
Admission: Free
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